本文へ移動
桜珈琲 長居公園店
石庭物語第十二章
なぎさ
長居公園店では、「木花咲耶姫命」と「瓊瓊杵尊」の間に生まれた「火遠理命」(ほおりのみこと)と、海の神である「綿津見大神」(わたつみのおおかみ)の娘「豊玉姫」(とよたまひめ)との出会いを主題に造形しております。
「火遠理命」は、山での猟が得意だった為、「山幸彦」と呼ばれていらっしゃいました。

ある日「山幸彦」は漁へ出かけましたが、一匹も釣れずに、借りた釣り針を海の中へなくしてしまいました。そして、海底にある「綿津見大神」の宮殿へ探しに行きました。
宮殿の門前には、清らかな水が湧き出ている井戸があり、「山幸彦」は、その傍らの木に上がって佇んでおりました。しばらくして、「豊玉姫」の侍女が水を汲みに来たところ、井戸のみなもが輝いていることに気づき、上を仰ぎ見ると、端正な若者が木の上にいらっしゃいました。「山幸彦」が「お水をください」と仰り、侍女は奇妙な事と思いましたが、美しい水汲み椀に水を汲んで差し上げました。すると、その水を飲まずに自分の首飾りの珠を一つとって口に含み、水汲み椀の中に吹き入れました。

侍女は、どうしてもその珠を取り外す事ができず、そのまま宮殿へ戻り「豊玉姫」に差し出しました。美しい水汲み椀のみなもに揺れる珠をご覧になり、いつもとは違う事がおきていると悟り、井戸へ侍女と一緒に向かいました。

 そこで、「豊玉姫」は「山幸彦」とお会いになり、それだけで互いに慕わしく想われ、お互いに見合って、心を通わせました。そのことを父親である「綿津見大神」に伝えたところ、大変喜んで、二人はめでたく結婚する事となりました。
<写真説明>
正面から見て、手前二つの景石は、右が「豊玉姫」左は「山幸彦」が仲良く寄り添う姿を。奥の枝垂れ桜は「木花咲耶姫命」、横の景石を「綿津見大神」と見立て、二人の幸せな結婚を見守っている様を造形しております。 
店舗情報
店  舗
桜珈琲 長居公園店
住  所
〒546-0034
大阪府大阪市東住吉区長居公園1-1
営業時間
8:00~22:00 (L.O.21:30)
※屋外テイクアウト売り場10:00~18:00まで
定 休 日
年中無休(元日のみ休み)
電話番号
駐 車 場
店舗には専用駐車場と提携駐車場がないため 皆様にはご面倒をおかけいたしますが、 長居公園駐車場(有料)または公共交通機関での ご来店をお願いしております。
禁煙/喫煙
禁煙席のみ
支払方法
現金支払い/クレジットカード
(VISA・Mastercard・JCB)
TOPへ戻る